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夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ

数種類の参考文献に記載のあらすじを紹介します。 ↑ こう見ると各社の特徴が良く出ているような気がします。 僕個人としては、「面白いとばかりも言っていられない。坊っちゃんは要するに敗退するのである」ここはやっぱり重要とおもってしまうので、岩波文庫推しになってしまうんですよね. 主人公の健三は留学経験のあるインテリ男性です。 何が彼の専門であるかははっきりと書かれていませんが、著述、研究、講演、教授といったことを仕事にしています。(おそらく文学や哲学、歴史等の研究家ではないかと思います) かなりのエリートですが、もともとお金を儲けることに重きをおいて人生を作ってきわけではないので、あまりお金はありません。 そんな彼に彼のかつての養父、異母姉、奥さんの父親等がそろって金の無心をする、という話です。 この小説を読むと『それから』とか『門』とか『こころ』とか『行人』の世界は愛情に満ちていてよかったなあ. 正しい「正義」とは何か?. 『坊ちゃん』の作中には、いろんなあだ名が特徴的に出てきます。 なぜ本作にはこんなに「あだ名」が頻繁に出てくるのでしょうか? ここに「何かある?」と少し疑問に思ったため、今回はこのあだ名を基準にして作品解説をしてみたいと思います。 「あだ名」というのはそもそもニックネームや愛称の意味で、親しみをこめて相手を呼ぶ時に使う略称です。 ですがこの「愛称やニックネーム」は場面や人間関係において、さまざまに変化することがあります。 この場合はニックネームの意味合いの方が強まるでしょうか。 本作に登場する「あだ名」は、その展開や人物描写により、このニックネームの方で使われているのでしょう。 ここでは語り手から少し離れて、客観的な視点をもって「あだ名の使用」について眺めてみて下さい。 ・まず「坊ちゃん」。 先述したように「坊ちゃん」というのは「気骨ある、清純男子」あるいは「世間知らずの主観オンリーの人」の意味合いで使用されているのではないかと言いました。 本作では恐らくこの通りの背景をもって使用されているとして、この主人公・坊ちゃんは、世間に通用しているあらゆる善悪の判断基準というものを、自分の主観にそぐわなければ一刀両断する、とても一本気な性格の持ち主であることが窺えます。 ・次に「清」。 これはあだ名かどうかわかりませんが、清は常に坊ちゃんの味方をしてくれます。 この点から見て「清」という名前は、坊ちゃんの言動を常に褒める、「坊ちゃんのあり方を丸ごと認めてくれる人物」の名前を指すものと考えられます。 ・次は「山嵐」。 正義感の強い気骨ある人物で、生徒からの人望も集め、坊ちゃんとははじめ仲たがいしますが果ては意気投合します。 つまり「坊ちゃんサイドの人物」です。 ・次は「赤シャツ」。 坊ちゃんが赴任した学校の教頭で、学校で唯一の帝大卒のエリート文学士。 坊ちゃんと山嵐からは相当嫌われる。身に付ける物も派手なものが多く、なんと言っても「うらなり」からマドンナを横取りしたという悪行が光る。に関わらずまだ芸者遊びに明け暮れるという、どうしようもない俗人。 ・次は「野だいこ」。 画学の教師で、赤シャツの腰ぎんちゃく的存在。 「~でげす」という芸人口調を常に保ち、陰口や上司へのおべっかだけは忘れない、これまた俗人の小物。 赤シャツとともに、芸者遊びで朝帰りしたところを坊ちゃんと山嵐に. 29 ライ麦畑でつかまえて(J.

. 「草枕」は、「吾輩は猫である」「坊ちゃん」と並ぶ、夏目漱石の初期の名作です。 「とかくに人の世は住みにくい」という冒頭文で広く知られていますが、じゃあ内容は?と聞かれたら、そう言えば知らないな. また健三は両親.

というのは、やっぱり中学生時代にはあまりわからなかった部分で、どうしても無鉄砲でまっすぐな人間の痛快な人間ドラマ、という面が前面にでてきてしまって、そこを中心に読んでしまっていたように思います。 あとは、「清」の存在ですね。この「清の優しさ、存在」というものがいかに坊っちゃんにとって大きいものであったのか、改めて読んでみてその重要さがわかるような気がします。 自分以外で、誰か一人でも頼れる人、理解してくれる人がいるというのは精神的にも全然違いますよね? でも、あくまで清は理解しているというだけでその清は近くにいません。 そんな中で、自分の気持ちに素直で、それを維持して貫くというのは思いのほかタフでないと難しいです。とはいえ、坊っちゃんはきっとそんなこと考えないでしょうけども。 と、色々書いていると、『男はつらいよ』の寅さんが思い浮かんできました。「理屈じゃないんだよ」と言われそうな気がします(笑)そういえば、寅さんも人情ドラマ的な扱いですが、やっぱりその側面には「孤独」とか「優しさ」があるんですよね. ただちょっと高いのが難点です。岩波文庫。. ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』の詳しいあらすじ; 夏目漱石『門』の詳しい登場人物紹介; 太宰治『畜犬談』の登場人物、あらすじ、感想; アーカイブ. 私的にあまり感動は受けませんでしたが、それでも作品の奥底に眠らされた「俗世間への皮肉めいた主張」の部分にはそれなりに思うところもあり、なかなか一口には「こういう作品」と言い切れない内容があります。 この「世間への皮肉めいた主張」の部分を頭の中で膨らませて読んでいくと恐らくそれなりの「含みのある表現」が生まれてくると思いますが、なかなかストーリーの端的な流れからみると、やはりその骨子的部分(内在された本意の部分)には感想が届かないかもです。 その点からするとこの『坊ちゃん』は、なかなか難しい作品と言えるかも知れませんね。 とにかくこれから本作を読んでみようという読者には、本作が描かれた当時の世情がわかる当時資料を先に読み、その体験をもって読み解いてほしいと思います。 「ほのぼのとしていながら、なかなか内容が深い作品」を読みたいという人には、ぜひおすすめしたい一作です。. その人はまた彼のために尾の長い金魚をいくつも買ってくれた。.

下宿を引き払った「坊っちゃん」は、「うらなり」の紹介で新しい下宿先を見つけました。 その下宿先で「坊っちゃん」は「うらなり」と結婚の約束をしていた「マドンナ」が「赤シャツ」に奪われたことを知ります。 その後、「赤シャツ」の策略で「うらなり」が転勤させられることになります。それを知った「山嵐」が「狸」に抗議したことから、「山嵐」と「赤シャツ」の仲がこじれたという話を聞きました。. 「坊ちゃん」というのはもともと箱入り息子を指す俗用語でもあり、その点から「世間知らずの男の子」をいう時に使われます。 その意味から見て、世間で通用しているあいまいな善悪や道徳といったものに、自分の主観でそぐわない点があれば、その納得いかない点をとことん正していく「気骨のある主人公」を表しているのでしょう。 〈参考書籍①〉 『坊ちゃん』 編者:森川成美 出版社:集英社 発売日:年5月2日 〈参考書籍〉 『早読み!日本の文学作品』 著者:手束仁 出版社:kindle版 発売日:年5月31日. となってしまいます。 その点でちょっと損している小説ともいえます。. 坊っちゃん 夏目漱石. ということで手に取ったのをよく覚えています。 初めて読んだとき、赤シャツが赴任してきたばかりの坊っちゃんを釣りに誘うシーンで、「あれ、赤シャツって悪い奴じゃなかったっけ?こいついい奴じゃん」と感じたのを今でも憶えています(笑) もちろんすぐにその気持ちはひっくり返ったわけですが. この「坊っちゃん」という物語は、坊っちゃんの視点で描かれています。 短気で怒りっぽい、無鉄砲.

イギリス留学中、漱石は精神を病んでしまいます。せっかく友人が訪ねてきても、部屋にこもりっきりで毎日泣いてばかりいるような状況でした。単なるホームシックというよりは、自分が学んできた漢文と英文学のギャップに苦しんだことや、生活費にも困るようなみじめな暮らしが堪えたのだと考えられています。 知人には精神病を疑われるような状況でしたが、なんとか留学を終えて日本に帰ってきた漱石。帰国しても精神自体はガタガタでしたが、そんな心模様と反比例するように、学者としての名声はうなぎ上り。 政府の奨学生として英語を学んだという事実に加え、学者の友人が口利きをしてくれたため、帰国したばかりにも関わらず東京帝国大学講師という職が手に入ります。 ですが、この仕事が漱石の精神状態をどん底まで突き落とします。漱石は英文科生向けの講義を担当することになりましたが、学生からの評判が超サイアクだったのです。 「国語好きなら喉から手が出るほど聞きたいハズの漱石の授業が、なぜ嫌われたの?」 そう思う方も多いでしょう。ここには、漱石と彼の前任者として講義を担当していたとある人物との講義における特徴が関係していました。 漱石の前に授業を担当していたのは、『怪談』をはじめとする説話作家として、また西洋人による日本文化研究の第一人者として知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。 ラフカディオ・ハーン(出典:Wikipedia) 彼の授業は大変面白かったようで、学生から絶大な人気を誇っていました。 しかし、その反面漱石の授業はどちらかというとお堅い授業だったようで、「以前より授業がつまらなくなった」と学生たちの間で大不評に。この評価で、元々壊れかかっていた精神に大きな大ダメージを受けてしまいました。 意気揚々と好条件の新しい職場に出向いていったところ、前任者と比較されへこむ. 。主人公を陥れようとしたり。ただの中学校の教頭なのに. 『坊っちゃん』を読んでいて、「赤シャツって何だかすごいキザで偉そう. 夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ 坊っちゃんは中学に赴任し、校長をはじめとして教師たちと対面。 それぞれに早速あだ名をつけ、すでにつまらなさを感じていました。 赴任して順調に見えましたが、この学校の生徒たちは癖ものだらけでした。 夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ 坊っちゃんが蕎麦屋で天麩羅を四杯食べたこと、団子を二皿食べたこと、温泉で泳いだことなどを冷やかし、初めての宿直では寄宿生たちが嫌がらせをします。 坊っちゃんはいたずらについて問いただしますが、寄宿生たちはそれを認めませんでした。. 。 やっぱり、「坊っちゃんのように真直ぐに生きられたら. See full list on umiumiseasea. 夏目漱石の坊ちゃんをなるべく簡潔にあらすじを教えて下さい。お願いしますm(__)m 東京生まれの「坊ちゃん」が愛媛の学校に赴任して、同僚の「山嵐」といっしょに教頭の「赤シャツ」に生卵を投げつけるお話。. 夏目漱石の坊ちゃんのあらすじを教えてください。なるべくくわしくかいてください。 無鉄砲な江戸っ子の坊っちゃんの少年時代と、何くれとなく坊っちゃんの世話を焼く下女の清の描写から、『坊っちゃん』の物語は始まる。.

一言でいえば、人情ドラマ。 都会からやって来た無鉄砲で気骨のある青年・坊ちゃんは、父親と仲良くありません。 父親が亡くなったあと、遺産を相続しながらそのお金で大学に入り、教師になるための努力をします。 教師資格を取ったあとで四国の田舎に住み着き、そこで中学校の教師になります。 そこから人情ドラマの始まり。 夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ 田舎では都会に住んでいた坊ちゃんの気に入らないことばかり(とくに派閥や村意識による、善悪や道徳の判断があいまいな点)。 教師になってから周りの人物に、坊ちゃんはそれぞれの気質に合ったあだ名を付けていきます。 生徒ともはじめ、うまくいきません。 坊ちゃん自身も生徒から「てんぷら先生」というあだ名を付けられ(てんぷらうどんをモリモリ食べていたのを生徒に見られたのがきっかけ)、面白みがありながらもなかなか波乱を含む人間模様が展開されていきます。 そしてついに坊ちゃんは、その持ち前の性格を発揮して、気に入らない人たちに制裁を食らわすようになっていきます。そして最後に、芸者遊びに明け暮れる赤シャツと野だいこに正義の鉄拳を食らわし、そのまま四国を去り教師をやめ、東京で坊ちゃんの帰りを待っていた「清」とともに末永く暮らしました。. 写真素材:足成 今回は夏目漱石作「坊ちゃん」についての記事を作成しました! ぜひご覧下さい(^O^) 小説「坊ちゃん」のあらすじ こどものころから無茶ばかりしてきた「俺」の味方だったのは ばあやの清だけで、 家族からの愛情を受けずに育ちました。. 坊ちゃんはその勢いで教師を辞めて故郷へ帰り、市電の技術者となりました。小さな家に清と一緒に住み、玄関付きではありませんでしたが清は至極ご満悦の様子でした。 夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ 残念ながら清は二月に肺炎にかかって亡くなってしまいました。坊ちゃんと同じ墓に入りたいと言ったので、墓は小日向の養源寺にあります。.

と割り切ってしまい. See full list on i-revue. 人との和や協調性を保ちながら正義感を持ち続けるには 坊ちゃんというキャラクターは現代では稀な存在に感じます。 本作は発行が明治39年。100年以上前の日本人の感性を知る事の出来る物語です。 とくに人の善悪の基準について感じ取る事ができ、現代ではぼっちゃんそして山嵐のようなまっすぐな正義感は清々しくも珍しいタイプで、現代では赤シャツや野ダイコ、うらなり、マドンナのような人の方が普通の感覚の人とされているように思えます。 主人公坊ちゃんの正直さ短気さは当時も損を呼び寄せる性格で親兄妹にも見切られる孤独な人でもあります。唯一、下女の清や山嵐とは心を通じる事もできますが、理解者は少ない人です。 江戸っ子の坊ちゃんにしたら四国はど田舎なのに加え、教師、生徒、下宿のおやじまでもが根性がひね曲がっていて過干渉で「つまらんところだ」と感じたのです。そんな坊ちゃんの心を感じ取ったからか?生徒たちは執拗にいたずらを繰り返し坊ちゃんを悩ませます。 赤シャツは仕事も恋愛も遊びもバリバリで要領が良く、裏から手を回す嫌なヤツではありますが、着実に目的をクリアしていきます。生徒たちの度の過ぎたいたずらも「穏便. 『勧善懲悪』が描かれた作品で、現代においても違和感なく読める大衆性が魅力的な作品です。 読書を深めていく中で必ず出てくるタイトルなので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。 夏目漱石の他の作品はこちら。. 本作は、作者である夏目漱石自身の教師経験をもとに執筆された私小説的な側面が強い作品です。したがって、本作を理解するためにはまず彼の半生を理解しなくてはなりません。 中学教師時代の夏目漱石(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 漱石は、現在の東京神楽坂から高田馬場一帯を取り仕切った超名家・夏目家で8番目の子どもとして生まれました。 もともと彼は漢文と英語が非常に得意で、1890年に帝国大学(現在の東京大学)の英文科に入学します。2年次には特待生にも選ばれており、優秀な学生が揃う帝大でも一目置かれる存在でした。 大学卒業後は、様々な学校で英語教師の職を経験します。高等師範学校(現在の筑波大学)や、愛媛県尋常中学校(現在の東松山高校)、熊本の第五高等学校(現在の熊本大学)などなど. See full list on wabisabi-nihon. でげす」 うらなり 英語教師。名字は古賀。お人よしで消極的な性格。坊っちゃんの理解者の一人。青白い顔色なのにふくれている彼の顔を見て、清が言ってた「うらなり」と名づけた。マドンナの元婚約者だが赤シャツの陰謀で左遷される マドンナ うらなりの婚約者だった美しい令嬢。赤シャツと交際している。坊っちゃん曰く「色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人」マドンナは坊っちゃんのことを全く知らない。 狸 校長。事なかれ主義の優柔不断な人物。 生徒たち 坊っちゃんの学校の教え子。新米教師である坊っちゃんの私生活を尾行してからかったり、手の込んだイタズラを行う。 いか銀 坊っちゃんが山嵐に勧められて最初に下宿した骨董屋。骨董品を売りつけようとするが、坊っちゃんが取り合わないため、無実の罪を着せて坊っちゃんを追い出す。 萩野夫妻 鍛治屋町に住む老夫婦。いか銀の次の下宿先。坊っちゃん曰く「士族だけあって上品だが、惜しいことに食い物がまずい」夫人は情報通でうななりとマドンナと赤シャツの三角関係にも精通している。.

1906年(明治39年)4月1日に『ホトトギス』に発表され、翌年1月1日に『鶉籠(うずらかご)』に収録され、春陽堂より発行される。ちなみに『鶉籠』には、『坊っちゃん』のほかに『草枕』、『二百十日』が収録されてます。 この『坊っちゃん』ですが、執筆のペースが尋常でなく、1906年(明治39年)の3月半ばに書き始め、3月の末には脱稿したみたいです。脱稿するまでに約2週間で出来上がったというのは驚きです! この書き出しも『吾輩は猫である』と同様、なじみ深い有名な書き出しですね。 親譲りの無鉄砲さを持つ、まっすぐな性格で正義感が強い坊っちゃんが、四国の田舎の教師になり、そこで赤シャツを代表とする、「権力」や田舎の慣習に立ち向かう. 「坊っちゃん」は、教壇に立ちますが、生徒たちとよい関係を築くことができませんでした。 「坊っちゃん」がお店で天ぷらそばを4杯も食べているのを生徒に見られ、「天麩羅先生」とあだ名をつけられたり、温泉の浴槽で遊泳したことをいたずらのネタにして笑われます。 人に変なあだ名をつけて遊ぶのが、流行ってたのかな? また、当番の宿直で学校に泊まったとき、寝ている部屋に50~60匹ものイナゴを入れられるといういたずらをされます。 怒った「坊っちゃん」が問いただすと、生徒は、自分たちがいたずらをしたと認めません。そういう卑怯な態度は、「坊っちゃん」には許せない卑怯な事でした。. 親譲りの無鉄砲で喧嘩っ早く、子供の頃から損ばかりしている坊っちゃん。家族からも疎まれるものの下女の清だけは坊ちゃんの曲がったことが大嫌いな性格を気に入り、可愛がっていました。 父が亡くなり遺産で東京の物理学校(大学)進学。卒業後、校長から「四国の旧制中学校に数学教師(月給40円)」の誘いに即決、赴任します。 ところが江戸っ子の坊ちゃんに四国は見るもの聞くもの会う人間全てが田舎臭すぎて気に入りません。 清に手紙で「つまらん所だ」と書き、学校の教師たちにあだ名をつけ、教頭=赤シャツ、美術教師=野ダイコ、数学主任=山嵐、英語教師=うらなりなどと教えます。 同僚の山嵐は親切で下宿する宿を教えてくれたり、氷水をおごってくれ悪い男ではないらしいと感じます。だが毎日下宿の主人が骨董品を売りつけようとするのでウンザリするぼっちゃん。 坊ちゃんはどうも生徒とうまくいきません。 温泉の浴槽で泳いだ事や蕎麦屋で天麩羅4杯、団子を2皿食べるところを見られ「天婦羅先生」のあだ名をつけられ笑われ、毎日毎日ぼっちゃんの行動は筒抜けでからわわれる日々。下宿の主人の骨董攻めに四国が狭苦しく感じるのです。 初宿直の夜、間が持たないので宿直前に風呂屋に行って帰ると宿直の布団の中に大量のイナゴを入れられ大パニックに。生徒は説経してもシラを切り通し、再度夜中に騒音を出すなど嫌がらせ止めず、ぼっちゃんは学校に厳しい処罰を要求します。 赤シャツ、野ダイコと釣りに誘われた際聞いた話では生徒の嫌がらせをそそのかした教師(山嵐)がいるらしい噂を聞かされ、真に受け誤解したぼっちゃんは山嵐に氷水の代金を突き返します。山嵐からも「下宿の主人が坊ちゃんが乱暴で困る」と聞いたので宿をすぐに出る様に言ってきます。2人はケンカしてぼっちゃんはすぐに下宿を引き払いましたが、うらなりが新たな下宿先を紹介してくれます。 職員会議で宿直のイタズラ処分は赤シャツ筆頭に教員達は「寛大な処分」とうやむやにしようとしますが唯一、ケンカ中の山嵐だけは「厳罰に処する」ことを主張し、宿直前に温泉に行ったのもチクったものの生徒たちはぼっしゃんに謝罪しました。 ぼっちゃんはうらなりに「赤シャツもマドンナという芸者に入れ込んでいるらしい」と話すと貧血を起こすうらなり。 下宿先の萩野夫人はマドンナは元うらなりの婚約者で、うらなり父が死去してから騙されて暮. ユーモアに満ちた文章、個性豊かな登場人物、勧善懲悪の心地よいあらすじと、様々な魅力を持つ本小説ですが、やはり主人公「坊っちゃん」の人柄が、百年以上にわたって日本国民に愛読され続けている大きな理由でしょう。 素直で単純。風呂にはいればすぐ上がる。金に頓着せず下女に大金をやってしまう。向こう見ずで正義感が強く喧嘩好き。と、まさに江戸っ子の特徴のオンパレードのような性格の坊っちゃんは、土地も文化も違う四国の地で、生徒たちにからかわれ、下宿先の主人からは騙されそうになり、同僚からは変わり者だと思われながら暮らします。しかし彼は周りの評価を気にすることなく、人に何と言われようと自分の道をまっすぐに通して生きています。時には誤解を生み、争いの種になることはあっても、そのような彼の一本筋の通った姿勢が読者の感動を呼びます。 多くの人々に愛され続けてきた彼ですが、現代においては、受け入れがたい人物になってきているのも事実であると思います。彼の性格は、裏を返せば、乱暴、独りよがり、おせっかいといったネガティブな側面も持ち合わせています。物事が多様化して善悪の境界があやふやになり、それに伴って他人と関わることを避けるような現代では、彼の行動に反感を持ち、赤シャツや野だに同情を示す人も多いのではないでしょうか?たしかに赤シャツは、自分の恋愛を成就させるために、恋敵のうらなり君を九州へと追いやり、何かと邪魔者である山嵐を退職させるような策を弄します。しかし坊っちゃんや山嵐の方も、隣りの宿の障子に穴を空けて(笑)、彼らの芸者遊びの証拠を握ろうとします。彼らのこのような行動も、現代の感覚でいうと咎められるべきものです。釣りに誘ってもすぐに飽きて一人で空を眺め続けている新米教師というのも、受け入れがたい存在でしょう。 もちろんこのようなこの作品の見方は発表当時からあったものだとは思います。そうでないと赤シャツや野だのような人物像が生まれる筈がありません。しかし空気を読むことが賛美される現代において、坊っちゃんのような人物像は、以前よりも「厄介者」としてのレッテルを貼られやすくなってしまっていることは否めません。 それでもこの作品が不朽の名作として色あせる事がないのは、坊っちゃんのような人物を人々が求める心というのが不変であるためではないでしょうか。自分の倫理観に合わない他人の行動を目にして. See full list on hyakuhon. 坊ちゃんは小さい頃から無鉄砲で損ばかりしていました。喧嘩やいたずらに明け暮れていたので、家族との仲はあまり良くありません。母は早くに死に、父は兄ばかりを可愛がり、兄との仲も良くありませんでした。 味方をしてくれたのは下女の清だけで、不思議と坊ちゃんをちやほやしてくれました。清は坊ちゃんは将来大物になる、その時はどうか私を置いてくださいと言うので、うん置いてやると返事だけはしておきました。. .

坊っちゃんは幼い頃から無鉄砲で多くのいたずらをして、家族からは疎まれていました。 母親の死後もそれは変わりませんが、下女の清だけは坊っちゃんのことを慕ってくれていました。 その後は父親も亡くなり、坊っちゃんは中学卒業後、神田の小川町へ下宿。 夏目 漱石 坊ちゃん あらすじ 清は甥の家に厄介になりながらも、坊っちゃんに早く家と妻を持て、そして世話をするといいます。 坊っちゃんは兄からお金をもらい、それを使って物理学校に通って三年間勉強します。 卒業後、四国にある中学校で数学の教師をやらないかと声を掛けてもらい、坊っちゃんは清を残して四国の中学校に赴任するのでした。. 今回は、夏目漱石『坊っちゃん』のあらすじと内容解説・感想をご紹介しました。 漱石は8人兄弟の末っ子で、2歳の時に養子に出された経験があります。そのため、両親からの愛情をしっかり受けたとは言いがたい幼少期を過ごしました。. 詳しいあらすじはこちら ※ネタバレです。 坊っちゃんは、親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていました。 両親は乱暴者の坊っちゃんに手を焼き、実業家を目指す色の白い兄ばかりを贔屓しましたが、召使いの清だけは坊っちゃんのことを大変に可愛がりました。 両親が死に、坊っちゃんが私立の中学校を卒業すると、兄は会社に入って九州の支店に行くことになり、家を売りました。坊っちゃんは神田の小川町に下宿し、清は甥の家に厄介になりました。 坊っちゃんは兄が九州へ発つ時にもらった六百円を、たまたま生徒募集の広告を見かけた物理学校入学の学費に当てました。その学校を三年で卒業すると、四国の中学にある教師の口を紹介され、赴任することとになりました。 出立の日、清は目に涙を一杯にためました。汽車が動き出して振り返ると、清は大変に小さく見えました。 愛媛の中学校へ着き、坊っちゃんは他の教師たちに紹介されました。 薄髭で色が黒く目が大きい校長には狸、体に薬になるという赤シャツを毎日着ている教頭には赤シャツ、顔色が悪くむくれた英語教師の古賀にはうらなり、逞しい毬栗坊主の数学教師の堀田には山嵐、芸人のような画学の教師の吉川にはのだいこ(野だ)と、坊っちゃんは次々にあだ名をつけました。 宿に山嵐がやってきて、氷水を奢ってもらい、下宿を周旋してくれることになりました。翌日、坊っちゃんは紹介された下宿に移りました。下宿先の主人は、書画骨董を住人に売りつけているようで、坊っちゃんはそれを断り続けました。 それから坊っちゃんは毎日学校へ出て規則正しく働きましたが、生徒たちから新米教師への恒例のいたずらを受けることとなります。 蕎麦屋に入って天麩羅蕎麦を四杯食べると、黒板一杯に大きな字で天麩羅先生と書いてあったり、赤い手拭いを持って温泉へ行くと赤手拭と書かれたりと、まるで自分のことを見張られているようなからかい方をされ、坊っちゃんはこのような田舎へ来たことが情けなくなります。 宿直の日は蒲団のなかに大量のイナゴが入っていました。生徒たちはさらに、別室で大きな音を立て、そこに駆けつけると急に静まり返るというのを繰り返したため、坊っちゃんは悪戯をしてくる生徒に勝つまで動かないと決め、廊下に座り込んで、一夜を明かしました。翌朝、生徒たちを詰問しましたが、誰も白状はしませんでした。 坊っちゃんは赤シャツと野だに誘わ.


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